開業準備 (オフィス開設・名刺など)
開業準備には、オフィス開設、名刺の作成、個人事業の銀行口座開設など、やるべきことがたくさんあります。
個人事業主で開業するには、以下のような開業準備が必要です。
多くの事業には、監督官庁に対する許認可や届出が必要となっています。許認可や届出が必要な業種や届出先を一覧にしていますので、自分の事業が該当するか確認しましょう。
開業オフィスには、自宅で開業する場合、バーチャルオフィス、レンタルオフィス、貸事務所で開業する場合など、現在では様々なオフィスでの開業パターンがあります。個人事業主のオフィス選びについて、わかりやすくまとめています。
事業をできるだけスムーズに軌道に乗せるためには、知人や既存顧客、銀行、新しい取引先などに対して、自分が独立開業したことや新しい事業の内容、社名、連絡先等を知らせる必要があります。そのため、屋号と連絡先が決まり次第、名刺の手配をしておく必要があります。
事業を開始すると、消耗品や旅費などの経費、取引の入出金、家賃、公共料金など、多くのお金が出入りしますので、個人名義の銀行口座のままだと、個人で使用したお金か、事業で使用したお金か、区別がつかなくなります。個人事業の経理処理で一番のポイントは、仕事上のお金の出入りとプライベート用のお金の出入りをキチンと分けることです。事業の採算管理や確定申告の際にも必要となりますので、個人事業用の銀行口座の開設は、なるべく早めに行っておきましょう。
個人事業主となったら、ビジネス用の銀行口座開設とともに、ビジネス用のクレジットカードも作成しておいたほうがベターです。個人事業の経理処理で一番のポイントは、仕事上のお金の出入りとプライベート用のお金の出入りをキチンと分けることです。事業を開始すると、交際費、消耗品などの費用がかかりますので、これらの費用をビジネス用のクレジットカードで支払うようにすると、事業用と個人用のお金の出入りをキチンと分けることができます。また、細かい費用を一旦プライベート用の資金で立て替える必要がなくなるため、煩わしさから解放されます。
事業の売上拡大やイメージUPを図るためには、広告宣伝はかかせません。特に、知名度のない個人事業主や中小企業の場合は尚更です。広告宣伝の方法としては、チラシ・DM・口コミ・CMなど、様々な方法がありますが、最近のIT化社会において、最もポピュラーなものとして、ホームページがあります。現在では、会社だけでなく、多くの個人事業主が事業のホームページを作成しています。ただ、自分でホームページを制作できる個人事業主は少ないと思いますので、おすすめのホームページ制作会社やホームページの作成代金の目安などを、わかりやすく説明します。